ご提供サービス(総合)

多くの企業ではビジネス戦略の実現のためさまざまな変革プロジェクトが実施されています。

特に近年では新しいデジタル技術を活用した従来では実現できなかった変革を目指すことが増えており、それがゆえに必ずしもうまくいっていないとお悩みのケースも多いようです。

マーケットや技術の変化が激しいビジネス環境やグローバルなビジネス環境で勝ち残っていくには、以下のような新たな組織能力の強化が求められます。

 

 ・ビジネスアジリティを発揮できる俊敏で柔軟なビジネスの意思決定や、オペレーションおよびプロダクトやシステムにおけるビジネス部門および開発部門をまたがる組織全体のアジャイル開発運用能力

 ・デジタル技術を活用してビジネストランスフォーメーション(変革)ができる組織的なビジネス-デジタル/ITのリレーションシップマネジメント能力

 ・ビジネスをデザインし、その要求をソリューションのデザインに展開できるビジネスアーキテクチャおよびビジネスアナリシス能力 

 ・グローバルなビジネスやITをマネジメントする組織能力

 

 弊社のすべてのサービスは、グローバル企業で豊富な経験と高レベルな専門資格を保有するコンサルタントが御社を直接担当し、コンサルティング、コーチング、研修プログラムの開発・実施、プロジェクト実行支援など、ニーズに合わせ最も効果の高い手法で、御社のビジネス変革への道筋をサポートします。

変革のTOBEを描いてあとは顧客自身で頑張ってもらうようなコンサルティング手法ではなく、変革を実現する過程にも伴走し、最後まで実現を支援していきます。

 

  

1.ビジネスアジリティ組織・プロセス実現支援サービス

 
【こんなケースの解決に】

 

・アジャイルという言葉をよく聞くが、経営層やマネジメントとしてどう取り組むべきか分からない
・ビジネス部門で、プロダクトマネジャーやプロダクトオーナーの役割をどうはたすか分からない
・アジャイルで開発の話ばかり聞かされるが、ビジネスをアジャイルにするために、戦略からイニシアチブを企画して動かしていくためのアジャイルの話をもっと聞きたい
・開発周りの小さなチームの話ではなく、組織全体でどうアジャイルになれるかの議論をしたい
・従来のやり方の否定から入るのではく、何が適合しなくなっていて何がこれからも活用できるのかを、もっと広い視野で話してほしい
・アジャイルは開発者のわがままのようにも聞こえてしまうのだが、もっとビジネスの立場から見たアジャイルのことを話してほしい

 
現在のアジャイルの議論が開発に関する内容が多い傾向はあるかと思われます。組織全体でのアジリティの達成が目標であると考えた場合、もっとビジネスをどうすればアジャイルにできるのか、つまりビジネスアジリティをどう実現するかの議論を行う必要があります。
アジャイルをもっとビジネスからとらえるためには、戦略、ビジネスモデルやビジネスアーキテクチャデザイン、ポートフォリオマネジメント、改革イニシアチブの企画、プロダクトマネジメントとプログラムマネジメントをどのようにアジャイルに実行していくかが議論の中心になります。これにアジャイル開発が同期して俊敏に柔軟に回るからこそ、初めて組織全体がアジャイルになれます。
こうした領域のプロセスや文化の変革を行うには、戦略からポートフォリオを構築して改革イニシアチブを推進してビジネス効果の達成を担保していく既存のプロセスを理解し、それらをアジャイルに運営するためのスケールされたアジャイルのフレームワークやプラクティスを理解し、そして顧客先の現状を理解しながらアジャイル組織へ変革していく道筋を描いていく能力が必要になります。

ここでは、戦略、TOBEビジネスモデル、TOBEビジネスアーキテクチャをデザインする「ビジネスアナリシス」と「ビジネスアーキテクチャ」、そのTOBEをイニシアチブのポートフォリオとして構成し組織全体のパフォーマンスを実現する「ポートフォリオマネジメント」、イニシアチブをプロダクト開発や改革プログラムとして企画して立ち上げ実行する「ビジネスアナリシス」や「プロダクトマネジメント」や「プログラムマネジメント」、ビジネス組織と開発組織がパートナーとして協業して価値を生み出すプロセスとしての「ビジネスリレーションシップマネジメント」、組織の業務改革を実際に実行する「チェンジマネジメント(ビジネストランジションマネジメント)」の能力が必要になってきます。つまりプロダクトやサービスやシステムの開発の経験や知識を超えて、より開発における上流の活動やビジネス組織の活動についての経験や知識が不可欠になってきます。

こうした能力をいかにアジャイルに運営するかが問われており、こうした能力について深い理解を持つアジャイルコンサルタントと協業することをお勧めします。

 

2.ビジネス・業務改革企画および要求開発支援サービス

 
【こんなケースの解決に】

 

・改革イニシアチブを企画して立ち上げていく組織的スキルを向上させたい
・要求開発の共通手法を構築したり、メンバーのスキルを向上させたい
・要求開発に関するノウハウを社内で蓄積し、組織全体のスキルを向上させたい
・情報システム部門の要員を企画を推進したり要求開発ができる人材にへ変革したい
・ビジネス部門と真のパートナーへの変革するパートナーシップ構築の方法を知りたい
・プロジェクト遂行にあたり業務組織側で改革を進めるためのタスクや手順が分からない
・業務チームの改革活動を支援する組織や支援スキルを自社内で構築し、コンサルティング委託の費用を軽減したい 等

 
ビジネス価値を実現するためには、プロジェクトにおいてQCDを担保する能力だけでは十分とはいえません。
「何を実現したいか」を考え定義する「ビジネスアナリシス」や、業務改革を組織に実際に実現する「チェンジマネジメント」の能力が必要になってきます。

ビジネス部門や設置した業務改革組織がこうした能力を高める必要があるケースや、IT部門が超上流工程要員を育成し、業務部門の支援者として現場に派遣するケースなど、組織における業務改革の形態は様々です。
いずれの形態も、ビジネスとデジタル/ITの「ギャップ」を埋めていくために、ビジネスとデジタル/ITの「両方」にバランス良く目を配り行動できるスキルを持つ人材が求められます。

弊社は業務改革・要求開発に必要なノウハウを提供するだけでなく、改革を確実に遂行できる人材そのものを育てるお手伝いをいたします。

 
3.ITマネジメントグローバル化支援サービス

 
【こんなケースの解決に】

 
・グローバルPMOを立ち上げ、グローバルにITマネジメントのガバナンスを構築したい
・グローバル組織全体で共通のプロジェクト運営(プロジェクトマネジメントやシステム開発手法)を実現したい

・グローバル組織全体で業務プロセスやアーキテクチャを標準化・管理する体制とそのためのガバナンスを構築したい

・プロジェクトを実行するにあたりシステムの導入だけで満足しがちで、結果として

 ビジネス価値を確実に向上できたのかどうかがわからない  等

 
急激に進むグローバル化の流れに乗り遅れまいと、海外拠点の展開やグローバル販売網の拡大、そのためのシステム構築に力を入れてきた一方で、そのマネジメントのノウハウが追いついていないと感じる企業様も少なくないはずです。
またこういった企業様の支援を担ってきた一般的なコンサルティング会社は「理論先行」になりがちで、現場が本当に求める支援・アドバイスを必ずしも得られていないこともあります。

弊社は豊富な実務経験と確かな専門知識を持つコンサルタントが実務を担当、御社の現状と対策を明確にした上で、現場に浸透しやすくかつ確実なかたちでの実務支援を行います。 

 

4.新戦略的PMO構築支援サービス


【こんなケースの解決に】

 

・PMO組織が組織内で十分には役に立っていない
・プロジェクトが複雑化する中でその戦略全体の管理が必要になってきている
・投資判断に対する社内のガバナンスをどのように構築すればいいか分からない
・システムの導入だけでいつも終わってしまい、それにより確実にビジネス価値が発揮

 できたかわからない
・PMOにもっと多くの戦略的な役割を与えたいが、それに見合う人材が育っていない  等

 
企業内では長年、プロジェクトの成功を目標としてPMO構築をはじめとする様々なプロジェクトマネジメント能力の構築が行われてきました。しかしそれは、主にシステム開発におけるQCDを如何に担保するかという点に限られてきました。
ビジネス価値の実現という目線を加えたプログラム・プロジェクトガバナンスや、戦略的なポートフォリオの選定能力が、今一層求められています。
プロジェクトの現場において組織横断的な改革プロジェクトが増加している現状では、複数プロジェクトを束ねてマネジメントする必要性が強まっており、ビジネス価値の実現状況のマネジメントを含む「プログラムマネジメント」能力が非常に重要になってきていると言えます。
また、PMOは、ビジネスアナリシスを実行する組織、アーキテクチャマネジメント組織との連携や、あるいはPMO自身がそれらの役割を担っていくことも考えられます。
こうしたことから、PMOをより戦略的なビジネス付加価値を生む組織体へ変革していこうとする動きは、すでに多くの企業で始まっています。

弊社は次世代の戦略的なPMOの概念のご説明、御社の実状に合ったかたちのご提案から、現場への導入の実務まで、丁寧にサポートいたします。

 

5.エンタープライズアーキテクチャ・マネジメント組織構築支援サービス

 
【こんなケースの解決に】

 

・ビジネス効果が不明確な今のEA部門を付加価値を生む組織に変革したい
・「アーキテクチャファースト」のコンセプトを社内の業務プロセスに組み込みたい
・EAマネジメントによりビジネス価値を生み出す手法を確立したい
・社内アーキテクトメンバーのスキルセットを定義・育成したい
・業務担当者やシステム設計部門の要員をアーキテクト人材に変革したい 等

 
ビジネス価値を中心におき、戦略とプロジェクトの整合性を保つためには、プロジェクト実行の前にアーキテクチャのデザインが確実に行われることが必要です。
それによって初めて、プロジェクトに対するプロジェクト要求が生まれてくるのです。
またエンタープライズアーキテクチャ(EA)部門を作りEAを導入したものの、十分な経営効果が生まれなかったケースもあります。これは、EAのプロセスを実行するための役割やスキルが十分に定義されず、人材の育成が追いつかなかったことが主な要因の一つでしょう。
こういったケースでは、EA人材のスキルセットをベースに、EAをマネジメントすることの本質的な意味を理解し、大量の成果物を生み出すことに主眼を置いた従来のEAとは異なる新たなオペレーションを実行していく必要があります。
弊社はアーキテクチャマネジメントが戦略を実現するプロセスとなるように、適切な改善策をご提案させていただくと共に、組織にそのコンセプトが浸透し人材が育つ段階まで、きめ細かくサポートいたします。

 

6. 地域創生支援サービス

 
【こんなケースの解決に】

 

・脱炭素に向けた地域のビジョンを形にしたい

・デジタルや情報技術を用いて、地域の新しい姿を描き、変えていきたい

・地域商社などの地域の組織を立ち上げて、地域経済活性化の新しい姿を作り上げたい 等

 

 
弊社では、組織やコミュニティにおけるこれからの新しい時代の姿を描き作り上げていくために、上述のサービスで紹介した、すでに効果が実証済のフレームワークをベースにした手法を用いて、地域とともに価値を作り上げていくご支援をしています。

地域とともに考え、伴走し、自走するまで、確実にやり遂げていきます。