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弊社代表の塩田が、今年も関西学院大学様のMBA(経営戦略研究科)様の講座において、実務面からのデジタルトランスフォーメーションとその取り組みの成功の要件をお話させていただきました。
デジタルトランスフォーメーションは、デジタルとついているからと言って、技術の話ではありません。本質的にはビジネストランスフォーメーションの話で、IT関係の人々が取り組むことも重要ですが、ビジネス部門の人が積極的に変革に取り組もうとしない限り、新しい技術で何らかのソリューションは開発できても、トランスフォーメーション部分が実現しません。ビジネスのオペレーションの人とプロダクト/サービス開発の人とITの人が一体となって進めない限り、大きな成功は望めません。ビジネスリレーションシップマネジメントやビジネスアナリシスまたはビジネスアーキテクチャといったノウハウを、デジタルトランスフォーメーションの実践に活用していく必要があります。開発面では、エンタープライズなアジャイル開発の実践も重要です。
こうしたコンピテンシーを、ITグループはもちろんですが、ビジネスグループの人々にももっと広めていく必要があることを痛感しており、引き続き取り組んでいきたいと考えています。
PMI日本支部様主催の2020年度地域セミナーにおいて、弊社代表の塩田が、パネルディスカッションのパネラーとして参加しました。
https://www.pmi-japan.org/event/open_seminar/cat604/2020_09_09_2020_pmi.php
10/17 関西
11/21 広島 にも同じテーマで参加します。
ビジネスアナリシスは、ソリューションを考える前に、しっかりとビジネスとして何をやりたいのかをコラボレーティブに協議し、デザインし、合意形成していく重要な活動になります。プロジェクトマネジャーはこうした能力を身につけていき、ビジネス価値を生み出すことに貢献していくことが求められますし、自分で十分に役割を果たせないところをビジネスアナリストに入ってもらい、協業してプロジェクトを進める必要があります。こうした領域をますます多くの方に知っていただけるように、引き続き活動していきたいと考えています。
弊社代表の塩田が、PMIのエンタープライズアジャイルフレームワークであるDisciplined Agile(DA)における中核の資格であるDisciplined Agile Lean Scrum Master (DALSM)について、日本における取得第一号となりました。
アジャイル環境においては、スクラムマスターや開発チームも重要ですが、成功のカギを握っているのはプロダクトマネジャーおよびプロダクトオーナーであると弊社では考えています。弊社はビジネス部門およびIT部門の両方を支援し続けており、ビジネスアナリシス、ビジネスアーキテクチャ、デザイン思考に深い知見を持つことから、企業のビジネスアジリティ実現のために、エンタープライズアジャイルにおけるプロダクトマネジャーおよびプロダクトオーナーの育成と企業変革のご支援を続けてまいります。
https://disciplinedagileconsortium.org/DALSM
弊社代表の塩田が、一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会様のオンラインラボセミナーにおいて、
【JUASオンラインラボ】DXを実現する必須スキル「ビジネスリレーションシップマネジメント 」~BRMBOK(BRM知識体系)からの学び~
のタイトルにて、講演を行います。
https://juasseminar.jp/seminars/view/4720006
以下、ご紹介文章を掲載しますので、ご関心ある方はお申し込みをよろしくお願いいたします。
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デジタル時代においては、従来よりもいっそうビジネス組織とIT組織の間での強いパートナーシップが求められます。
IT投資が十分成果が発揮できないケースとして、プロジェクトが要件定義における
失敗によりうまくいかない例がよくあげられますが、実はプロジェクト自体を企画する段階、
さらには将来の事業を描いてどのようなプロジェクトを起こしていくのかを考える段階に課題があることもあります。
こうしたフェーズでは、デジタル技術が支えるビジネスの将来像を考え、実現ロードマップを描き、
リソースを動かして実行に移すためには、ビジネス組織とIT組織の協業を支える組織的能力が求められます。
すでに海外では、IT組織においてソリューションのデリバリー(開発・運用保守)グループや
アーキテクトグループだけでなく、ビジネス組織とIT組織をつなぐ人・チームまたは能力として、
ビジネスリレーションシップマネジメント(BRM)の概念が体系化されつつあります。
日本の先進企業においても、すでにこうした役割をIT組織の中で独立したチームとして設置するケースや、
デジタル推進組織のような組織を作り、戦略的なビジネスとITのコラボレーションを加速させる方法をとりはじめています。
本講座では、人やチームがこうした役割を果たすためには、どのような振る舞いが必要か、
どのような関係性を作り上げる必要があるか、またどのようなコンピテンシーが必要かについて、
BRMとしてまとめられた知識体系とアメリカで開催されているグローバルなBRMカンファレンスである
「BRM Connect」で話されていた議論を踏まえながら、全体像を説明します。
今年もJUAS様において、デジタル時代に対応したビジネスアナリシス手法のトレーニングを実施させていただきました。
IoT時代の要求分析・デザイン手法~モノづくりからコトづくりへの転換~
https://juasseminar.jp/seminars/view/4118345
本研修は、2018年には、JUAS様の全トレーニングの中で、受講生からの評価で年間の最高得点をいただいた研修と同一内容の研修になります。
すでに同様のコンテンツでの研修は、JUAS様だけにとどまらず、様々な企業様内のトレーニングとしても実施させていただき、数百人の方にすでにご受講いただいております。
8月にもJUAS様で本年度2回目を開催いたしますので、奮ってお申し込みください。